近視にまつわるお話
近視は本当に遺伝するのか?
近視は遺伝すると聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
そして、親が近視という方で遺伝によって自分も近視になるかも・・・と心配してはいませんか?
巷では近視が遺伝する確率は90パーセントもあると言われていますが、実はこの数字には明確な根拠はありません。
近視が遺伝する可能性は、必ずしも絶対ではありませんし、かといって全く無いわけでもありません。
ただ遺伝だけが原因となって近視になるというものでもなく、環境要因など様々なものが原因となります。
その環境要因が、遺伝ではないけれど親と同じ暮らしをおくるうちに・・・というのはよくある話です。
例えば、親がテレビを頻繁に観る人なら、子供も親に倣うようにしてテレビをよく観る習慣がついてしまいますね。
テレビゲームを親が楽しそうにしていたら、子供もテレビゲームで遊ぶようになります。
お判りでしょうが、これらは暮らしの中で親の影響を受けているというだけで、遺伝といえる原因ではありません。
ですが、親と同じ過程を辿って近視になっていくので、これがややこしいことに遺伝だと思われてしまうのです。
例え血筋ではなく生活習慣であっても、親の影響を受けているという点だけを取り上げれば、これも一種の遺伝だと言えるでしょう。
しかし、逆に言えば、近視の原因となりうるこれらの環境要因を改善すれば、近視を防ぐことも可能です。
テレビをよく観る家庭なら定期的に遠くを見て眼を休めるなど、遺伝と諦めるしまわずに予防に努めてみましょう。
近視矯正手術のニュース
今日は、近視矯正手術(レーシック)のお話をしようと思います。
数ヶ月前になりますが、東京の銀座眼科で近視矯正のため
レーシック手術を受けた患者639人のうち、18歳から66歳の男女67人が、
感染性角膜炎や結膜炎を発症したという、
ちょっとショッキングなニュースがありましたよね。
重症患者も2人いて、一人の女性は失明の恐れがあるって
テレビでは言っていましたが、その後、一体どうなったんでしょう?
もしかしたら報道後も、角膜移植が必要な患者さん、出ているかもしれませんね。
あの眼科が許せないのは、実は最初の感染が見つかっていたのは
昨年の10月だったこと。つまり、感染報告が相次いでいたのに、
眼科の院長が手術をやめなかったのです。
この事件、消毒機器の衛生管理や、医師の手洗いが不適切だった
ことなどが原因だったそう。医者としてありえませんよね(-_-#)
しかも、そのあとで解ったことは、この眼科、平成18年8月から
別の眼科を引き継いで開院したらしく、そのときから消毒機器のメンテナンス
が一度もされてなかったらしい!!!
ここまでくると、この溝口院長、ちょっとおかしいんじゃないかと思いますね。
これを聞くと、近視を治したいからといって、安易にレーシック手術は
受けられないな、と思いました。
安全性については、その病院の情報などの下調べなどのリサーチを
しっかり私たち自身で行って確認するしかありませんね。
もし必要であれば、がん保険のように万が一のため、
レーシックにも保険を検討することもあるかもしれません。